top of page

ポートフォリオ

​マッスを表現する

アジサイは、作品に「塊(マッス)」をつくるうえで最も使いやすい花材のひとつです。

 

その密集した丸みのある姿は、軽やかで繊細なベロニカの“くるん”とした形と組み合わせることで、より一層際立ち、作品全体に軽やかさを添えてくれます。

グリーンのアジサイと紫のベロニカを高さのあるいけばな花器に合わせた草月流いけばなアレンジメント

花器の形を考える

花器は、いけばなの大切な一部です。その色・形・大きさ・質感すべてが、花材を選ぶ際に調和を考える要素となります。

この作品では、花器の流れを生かすように、形や動きを呼応させる枝を取り入れて構成しました。

筒を曲げた型の個性的ないけばな花器に白い花と軽やかな動きの枝を合わせた草月流いけばなアレンジメント

​場面を想定する

いけばなでは、どんな器でも花器として使うことができます。このクリスマスの作品では、深紅の漆塗り弁当箱を花器に選びました。


白いピンポンマム、赤いノバラの実、緑のワトルの葉を合わせ、華やかでクリスマスらしい雰囲気に仕上げています。

深紅の漆の弁当箱に白いピンポンマムと緑のワトルを合わせたクリスマスのための草月流いけばなアレンジメント

Copyright © THE WORLD OF IKEBANA by Toko Tazawa - All Rights Reserved.

  • Facebook
  • Instagram
bottom of page